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マルチェッロ・セラフィーニ Marcello Serafini

Marcello Serafini (1831 Fabriano - 1912 Cerreto d'Esi

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マルチェッロ・セラフィーニは、ボローニャ音楽高校でクラリネットをドメニコ・リヴェラーニ(Domenico Liverani)に、作曲をアントーニオ・ファッブリ(Antonio Fabbri)に師事をした。
マルケ州のいくつかの劇場管弦楽団で演奏をした。
また、教育者、作曲家としても活躍した。

1868年から活動をしているチェッレート・デージ(Cerreto d'Esi)にある市民吹奏楽団では、1885年から1904年にセラフィーニが手助けをしていた。
自らが編曲したオペラのアリア、指導、演奏会の為の準備など多大な貢献をした。


= 作品録 -

クラリネットとピアノ
◎Fantasia su motivi dell’Aida di G. Verdi op. 3 / Vismara

クラリネットとほかの楽器
・Gran Duetto di Concerto sopra motivi dell'opera Un Ballo in Maschera di Verdi per clarinetto e gromba in Fa con accompagnamento di pianoforte / Vismara



~ セラフィーニの生まれたファブリアーノという街 ~

マルケ州の少し内陸にある、小高い丘をいくつも超えていった先にある小さめの街です。
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ファブリアーノはイタリアで初めて手漉き紙が作られたとして有名です。
街中にある紙の博物館には、中国で発明された手漉き紙が日本と反対側のシルクロードを通ってイタリアへたどり着き、イタリアで発達したことを学ぶことが出来ます。
僕が博物館へ行った時は高校生の課外授業が一緒だったので、詳しく説明を聞くことが出来ました。
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手漉き紙は、楽譜に改革を与えました。
それまでは羊の皮を使った羊皮紙(ようひし)が主流でした。
その後、軽くて薄い紙の楽譜が作られました。
イタリアで使われ、現在も残っている古い楽譜のほとんどはファブリアーノの街で作られた手漉き紙が使われています。
古い楽譜の縁は、和紙で見慣れたようなまっすぐ切られていなく、1800年代後半から真っすぐ切られた紙が使われたように感じます。
また、古い手漉き紙は厚みがあったので、版画のように押さえつけて印刷をされていたので楽譜の外側にはへこみを見ることが出来ます。
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全ての写真は2012年3月15日に撮影をしています。









by clarinetto | 2020-05-08 00:28 | イタリア人クラリネット奏者

イタリアに留学していたクラリネット奏者+元イタリア・スローフード協会会員、奥田英之がイタリア各地の音楽院図書館から1800年代に出版され絶版になってしまった楽譜を発掘し紹介しているブログです


by clarinetto